こんにちは。行政書士の池田です。
前回、OSSの登録は「速い」ことをお伝えしました。
今回は具体的にOSS申請と 紙(窓口)申請 の動きをお伝えして 車検証が受け取れるまでの日時、期間を 比べてみたいと思います。
そのポイントになってくるのが、警察署による車庫許可データの処理の日時です。
本当は、全国的に経験している時間のデータベースができるといいのですが
警察署は標準処理期間の中で車庫審査や標章交付の業務を行えばいいので「毎日必ずこの時間にやっている」というのはわかりませんし、職員さんの出勤の具合・通常業務以外の臨時業務・非常業務が発生すると、時間は遅くなってくると思われますので、一概にいえないところはあります。ただし、紙申請(窓口申請)と比べると 明らかに登録までの日数は速くなります。
【G県N警察署の事例】
OSS申請
1日目 申請
↓
2日目 警察署による車庫審査調査
↓
3日目午前10時 車庫許可データ反映 → 登録審査開始 → 登録審査完了 → 税審査開始 → 税審査完了(=手続き完了)午前11時30分 → 車検証受け取り
紙(窓口)
1日目 申請
↓
2日目 警察署による車庫調査
↓
3日目 警察署内部での決済
↓
5日目朝 車庫証明交付可能 → 岐阜運輸支局での登録手続き 完了
OSSが早くスムーズにいく条件:各行政機関がスムーズに審査開始→処理とスムーズな手数料納付
(手数料=車庫審査手数料、標章手数料、登録手数料、自動車税納付)
スムーズにいけば、OSSの方が紙申請よりも2日速く登録完了となるということになります。
今回は、OSSと紙(窓口)申請の、登録完了までの違いをお伝えしました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。