行政書士のお役立ちブログ

継続検査OSSのメリット

こんにちは。お久しぶりのブログ更新となります。
10月も下旬となり、朝晩の寒暖差が大きくなってきました。コロナも少し落ち着いて、運動会・秋まつり・菓子まつり(中津川限定?)と
あちこちでいろんなイベントがあり、とてもワクワクする季節ですね!

さて、OSSについてですが
お客様の指定整備工場様の中でも 継続検査OSSを進める事業者様が増え、今後ますますOSSへの対応・取り組み・やりがいを感じております。
今回は、ユーザーさん(お客様)から見た、継続検査OSSのメリットをお伝えします。メリットを多く理解していただき、OSSのよさが広まるといいと思います。

メリット1.法定手数料が安い

普通車のみのお話になりますが、2022年10月現在で、普通車では検査手数料が1000円・紙申請では1200円と、200円安くなります。ほんの200円だけ。。。という思いもありますが、昨今の物価高騰の流れの中で【同じ手続きをおこなうのにも手数料が安くなる】というのは大変よいことと思います。(※個人的には、OSSの場合でもっと安くなってほしいと思っています)

メリット2.手続きが速い

OSSは申請データ・適合証審査・自賠責保険期間の審査が基本的に自動で進みます。問題がなければ、順番に手数料納付、重量税納付に入るため、スムーズに完了できます。現在は、手続き完了後に車検証交換が必要ですが、問題なく手続き完了できれば、検査翌日のお昼前には車検証交換・受け取りが可能となり、新しい車検証を早く受け取ることができます。

メリット3.事業者の負担が少ない

OSSでは、適合証・申請データ・重量税納付がオンライン(電子)で行うこととなります。事業者側にとっては、それぞれがデジタルデータとなり、従前の窓口(紙)申請よりも、事務手続きがラクとなることがほとんどです。申請書を電子で送信できれば、申請書(紙)を準備・作成して添付する必要がありませんし、適合証の電子化ができれば、検査員さん・事業場責任者さんの押印がなくなり、事務負担が少なくなります。また、重量税をオンライン(電子)で納付できれば、現金で準備・購入する手間がなくなり、現金を数えて現金出納帳を記入する必要がありません。

 

このように、OSSは事業者側の負担が少なくなることから、ユーザー様にとってOSSで進めるメリットをより享受できることとなるでしょう。
事業者によっては、OSS料金と窓口申請料金とで、料金体系を区別するところもあるようです。今後、事業者様とユーザー様との間で車検(継続検査)の見積もりや流れのやりとりの中で、OSS?それとも、OSSじゃない?そんなやりとりが もしかするとあるかもしれませんね。

OSS申請をされていない指定整備事業者様におかれましては、OSSのご準備を進めて、OSS対応されていない事業者との差別化を計ってみてはいかがでしょうか?
また、来年からの車検証の電子化にともない、継続検査OSSについては車検証書き換えが運輸支局に行かなくても、弊所や指定整備事業者様で行うことができます。カードリーダーの準備や記録等事務代行者となる手続きが必要となりますので、そういったご準備が大変で「弊所においてすべてお願いしたい」というご要望がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
今回は、以上で終わります。次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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